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PITTI IMAGINE UOMO 97

PITTI IMAGINE UOMO 97 REPORT
今回のテーマ「SHOW YOUR FLAGS AT PITTI」
世界のブランドがフィレンツェに集まり、「国際的に有名な見本市に出展する旗を揚げる」という意味で、旗には世界のファッションブランドが彩られています。

イタリアで毎年2回開催されるピッティイマジネウォモをレポート。
FIVEONE 代表の森俊彦が、PITTI97をわかりやすく解説します。

 

題名:At PITTI, casuals are more popular than suits.
「this year too Being casual style. Where is the dress and classic and suits stile?」
ピッティウォモ97では、スーツよりカジュアルが人気?
それは、ピッティウォモで行き過ぎた、派手なスーツのコスプレショーから、正常なスーツスタイルに戻ったという事で、私達は大歓迎です。

私たちは、2009年よりピッティウォモを見続けていますが、近年は、派手なスーツのコスプレイヤーという印象が高まり過ぎて、少し違和感がありました。
今年は、「カジュアル化が止まらない」という話を、メーカーやサプライヤーから聞きます。 しかし、日本では、相変わらずビジネスウェアの主役は、スーツですので、ピッティウォモの様な海外の展示会での話が当てはまらないということもあるのでしょう。
日本のお客様の目線から、ジャケパンスタイルを日常に見かけるようになってきて、チェックでも少し鮮やかな差し色が入るぐらいのデザインのジャケットなんか人気ですし、スーツでは、ストライプ柄がブラッシュアップされていて、そういった意味ではピッティウォモの流行を、緩やかに取り入れられている感じですね。

今年っぽさは、ウィンドゥペンのジャケットに鮮やかな差し色。

パステルカラーを合わせるというのは、今年お奨めのポイントです。
ここまで、鮮やかなベストに使える生地を探すのは大変かもしれません!是非チャレンジしてみては、いかがでしょうか。
日本では、五輪の年なので、色鮮やかなジャケットを新調するのも良いですね。

高い、低い、どちらのゴージラインが好み?
少しはずして、柔らかい印象のピークドラペルに仕上げるならゴージラインは低めに。

某有名ブランドの提案は、今期は、クラシックから、モードでスタイリッシュな提案に変わりつつあります。
流石のパターンは、やはりクラシックが原型にあるためか、ゴージラインの高い、低い、胸ポケットの位置など、絶妙なバランスを作り出しているところが、プロフェッショナルな仕事をされています。

オリエント急行という設定に負けない、其のスーツが醸し出す存在感には圧倒されます。 フォーマルな場面では、ピークドラペルのスーツを着て頂きたいと思います。

カジュアルなジャケットやシャツ達は、「自然」というキーワードからシンプルにプリント柄を合わせる。
セレクトショップでよく見かける、バラクーダやスイングトップジャケットは、ネイビーが1着あれば着回しも良く、チェック柄やプリント柄のシャツのコーディネートも簡単です。 今年1着は欲しいアイテムですね。

シーズンを追わないステーブルバイヤー(定番仕入れ)にこだわります。
今から定番になる商品を探すことが重要で、この先2年から3年程度で人気が出そうなアイテムを仕入れる。

ファクトリーブランドであるFIVEONEの取り扱いコンセプトは、明確です。
同じ、ファクトリーブランドである事です。

SECRIDのカードホルダーは、セレクトショップよりも少し早かったので、専門店であるFIVEONE店舗に、新規様としてSECRIDを買いに来て頂くお客様が増えました。
お店を知って頂いただけでも成功したと言える例です。
そして、昨シーズンより取扱をスタートしたL’AGLIONは、ベルトコレクションだけでなく、ブリーフケースとバックパックの取り扱いを拡充していきます。

他には、GALLOのソックスを取り扱います。FIVEONEのお客様に合わせて、GALLOの定番であるハイソックスではなく、ショートソックス(日本の定番サイズ)にしてもらい16色と豊富な品ぞろえで、プレゼント用にも提案できるように仕入れました。GALLOは、斬新なデザインのソックスで有名で、ミラノのショップは観光客に人気です。

そして、今年初のアイテムとして仕入れるバンダナ/スカーフは、イタリアのALBYとFIVEONEのダブルネームの商品です。写真下。

スーツから、トータルコーディネートをファクトリーブランドとして、作り手ならではのプライスも意識しながら、ステーブルバイヤーとしてこだわりたいと思います。

ミラノでヴィンテージ ロレックスが並ぶ時計店を訪問
ショーウィンドウに無造作に並ぶ入手困難な時計を発見して、吸い込まれました。

ロレックスの人気は高く、新品を購入するとなるとなかなか手が届かないということで、人気キャリバーを搭載した、ヴィンテージ ロレックスはいかがでしょうか(笑)。
他にも、ロレックス バブルバックや、セミバブルバックなど希少な品と出会えるかもしれない時計店を個人的にマークして、毎シーズン立ち寄りたい店舗リストに入れました。
いつか購入出来たら、ご紹介したいと思います。

Shop: Passatempo orologi da collezione Via dell orso 18, 20121 Miran

最後に、絵画のような写真が撮れましたのでご紹介いたします。
ポンテ・ヴェッキオ橋は、フィレンツェのアルノ川にかかる古城の橋、その見た目のインパクトと、橋の両サイドに宝石店や高級ブランド時計店が立ち並び、世界一高価な橋ともいえる観光名所です。

FIVEONE店舗では、様々なフェアを開催中。
詳しくは、店舗公式ホームページよりご確認下さい。

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