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PITTI IMAGINE UOMO 96レポート

今回のテーマ「THE PITTI SPECIAL CLICK」
アイディアや創造性、会場で生み出される物事が反応してマッチする、ハマる「CLICK(クリック)」とい った様々な意味合いのようです。

イタリアで毎年2回開催されるピッティイマジネウォモをレポート。
FIVEONE 代表の森俊彦が、PITTI96をわかりやすく解説します。

「Japan makes fashion for men’s suits」

イタリアのフィレンツェで開催されるピッティウォモ、照りつける日差しのように明るいPITTIファッションは、私達日本人には、少し非日常的ですが、イタリアでは日常風景でが、それでも少しやりすぎかなと・・・、
思うのは私だけかなと考えてましたが、今回のピッティは違います。
「ここが必見、カラフルな色からブラウンやグリーンの落ち着いたオトナの色合いに挑戦してはいかがですか、」

日本では、令和元年を迎えた昨今、ブラウンカラーのスーツをビジネスで見る機会も増えてきましたが、東京の流行は、ピッティの流行というぐらい、日本は早い!!!
少し脱線しますが、今回のイタリア出張で訪問した、某ミル(生地工場)の営業担当者から、日本との取引では、流行や日本の洗練されたすべてを勉強するために、特に一緒にモノ作りをして行きたいというリクエストを頂きました。
個人的に、日本の洋服文化がイタリアやイギリスに追い付いているのがとても嬉しい気持ちです。

ブラウンのパンツに、ベージュのジャケットを合わせて。

こんな感じです、 アースカラーでナチュラルなイメージを出しつつ、PITTI流のファッショスタが大事にするPOPさを指し色にチョイスすることで、自然に写真内に綺麗に収まっている感じです。
ブラウンのパンツスタイルは色っぽくて素敵ですね、ブラウンのダブルスーツと、シングルピークのブラウン/グリーンの男女お揃いスーツは今っぽいですね、

今シーズンのブランドチェック
今シーズンは ピンク・ワイン系の色が提案されていました。

スーツ・ジャケット
スーツよりもジャケットとパンツのセットアップの提案が多く、ドローコードのパンツは更にバリエー ションが増えています。
雑誌などでもクラシックなスーツを取り上げた特集が組まれたりしており、クラシックなスーツの新たな提案は少なかったですが、クラシック回帰の流れが定着した事によるものだと考えられます。

パンツ
プリーツパンツや、アジャスター付きのパンツはもう定番化しています。

今シーズンも多くのブランドで太めのカーゴパンツ/ベイカーパンツを新たに打ち出していますが、太めのカーゴパンツやミリタリー系のパンツのバリエーションが増え、ドローコードのパンツに続く流れになりそうな印象です。

ドローコードのパンツはもはや展開していないブランドはないと言っていいくらい各ブランド共に展開していました。

ここ数シーズン、バリエーショ数を減らして PITTI ではシンプルに見せて、ショールームでフルコレクショ ンを見せるというやり方で PITTI の会場では大きな変化は少ないですが、パンツでは特にミリタリーテイ ストがキーワードになると感じました。

シャツ
ピンクやイエローやオレンジなどの綺麗なカラーがかなり増えており、ネオンカラーと言われる蛍光色 も多数。 但し日本人にとっては難しいカラーです。

ストライプやチェックやフラワープリントなど、柄のバリエーションは更に豊富になっていました。 多くのブランドが色を打ち出していました。

これは生地メーカーが打ち出していることもあり、多くのシャツブランドでも見られた流れです。

会場内の野外ステージでは、フラッペやドリンクのサービスで、休憩といった様子です。

PITTIはメンズ世界最大級の展示会 バイヤー達の目利きが試されます

FIVEONEでは、年2回のPITTIでタイやチーフなどバイイングしています。
イタリア製のセッテピエゲタイは、その代表作ともいえるプロダク?で、2010年よりALBY社に別注しており、FIVEONEのブランドは、セッテピエゲタイにこだわる理由は、ネクタイの結び易さや、質感の良さ、そしてなにより伝統的な1枚仕立ての7つ折りである製法は、イタリアでも最高級品の証であり、一般的には大変高価でごくわずかしか流通していないという希少性にあります。
FIVEONEでは、セッテピエゲタイを14,500円税別で販売しており、顧客様からは大変ご好評を得ていると聞いております。
バイヤーとしての見る目とは、永く愛用頂ける商品の開発ではないかと思います。

フィレンツェは、PITTI期間中に気温が上がりましたが、からっとした気候で湯型からは過ごしやすく、朝晩は少し冷え込みます。
展示会場のピッティ宮殿前は、トラムが開通して、交通の便もよくなりました。
期間中、多くのバイヤーたちが訪れ、街中はまさにジェームスボンドの世界です。

フィレンツェ中央公設市場の二階にはフードコートがあり、イタリアワインをリーズナブルにグラスで飲むことが出来ます。
世界中のワイン愛好家を満足させることができるフードコートという感じでしょうか、私も、ここのフードコートはよく使用するのですが、最近は、観光客の人数が増えすぎて、席に座れないのが残念です。
イタリア旅行の際は、お気に入りのレストランを事前に予約して行かれることをお奨め致します。

地元料理のレストランで、ジビエ料理も豊富
フィレンツェにいくなら一度は訪れて頂きたい名店です
ワインのチョイスも良くお値段もイタリアワインのブリュットで40ユーロから

Welcome

Via Andrea del Verrocchio, 8r, 50122 Firenze FI

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