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FIVEONE オトナの流儀12【ゲスト:荒聖治 プロレーシングドライバー】

FIVEONE オトナの流儀 / FIVEONEが提供するラジオ番組
【ゲスト:荒聖治 プロレーシングドライバー】
プロフィール

身長:168cm
体重:58kg
血液型:RH+A型
千葉県立柏北高等学校(現:柏の葉高等学校)卒業

経歴

父がヤナセのメカニックとして働いていた影響もあってか、小さな頃からカートに親しんでいた。1994年にフォルクスワーゲンカップレースのゴルフIIクラスで4輪レースデビューし、シリーズチャンピオンとなった。この時に同レースに参戦していた将来の恩人となる郷和道に出会っている。1995年から1997年にかけてアメリカで武者修行を行い、帰国後にF4選手権の参戦を経て、全日本F3選手権にスポット参戦ながらステップアップした。

1999年はTOYOTA TEAM TOM’Sから全日本F3にフル参戦を果たした。この年の開幕直前、カート時代からの親友である舘信吾が事故で亡くなってしまったが、雨の開幕戦・鈴鹿で優勝した。2000年にはシリーズ3位となり、翌2001年には全日本選手権フォーミュラ・ニッポンに参戦した。

一方、全日本GT選手権では2000年にGT500クラスにデビュー。立川祐路とコンビを組んで参戦した2004年には第2戦のスポーツランドSUGOで初優勝を挙げた。2005年はKRAFT、2006年から2009年はKONDO Racingから参戦した。

2001年からはル・マン24時間耐久レースに参戦を開始し、2004年にはチーム郷のアウディ・R8で、日本人では2人目となる総合優勝を果たした。

2010年はFIA GT1選手権に日産・GT-Rで参戦している。

2011年は再びSUPER GTに参戦し、7年振りにレクサス陣営(当時はトヨタ陣営)に復帰する。なお、トヨタ時代ではスープラでしか参戦したことがないため、初めてSC430のステアリングを握ることになる。レーシングプロジェクトバンドウのもとでファーストドライバーの片岡龍也のサポート役でもある。

2014年はBMWに移籍し、BMW・Z4 GT3でSUPER GTに参戦している。

2018年はSUPER GTに出場しなかったが、2019年は郷和道がMcLaren Customer Racing Japanを立ち上げたため、参戦を再開した。

このように、荒は海外レースの経験が豊かで、フォーミュラーカーからGT・スポーツプロトタイプ・市販車ベースであるスーパー耐久など、幅広くマシンを乗りこなす器用なドライバーとして知られている。

愛車はR32・R34型の日産・スカイラインGT-Rを2台および日産・GT-Rを1台の計3台のGT-Rと、BMW・120iおよびBMW・M135iを所有している。

GT-RはR32型を特に好んでおり、4台を乗り継いだ。自らチューニングやメンテナンスをして乗るなど、強いこだわりを持っている。また、数少ないR34型 Z-tuneのオーナーでもある。

レース戦績[編集]
1994年 – フォルクスワーゲンカップ ゴルフクラス(シリーズチャンピオン)
1995年 – アメリカ スキップ・バーバー・イースタンシリーズ
1997年 – F4選手権(#96 R&D FW/97)(2勝)
1998年 – 全日本F3選手権<Rd.7~10>(チームGRP #61 セントラルパークダラーラ/ダラーラF398 3S-G)
1999年 全日本F3選手権(TOM’S #7 TOM’S F399/ダラーラF399 3S-GE)(シリーズ6位)
F3マカオGP
F3コリアSP
鈴鹿1000kmレースINTクラス(#21 ポールベルモンドクライスラー)(総合8位・クラス2位)
ル・マン富士1000kmレースGTSクラス(#60 CHRYSLER VIPER GTS-R)(総合7位・クラス優勝)
スーパー耐久シリーズ・N1プラスクラス(クラフト #7 TOYOTA CELICA)

2000年 全日本F3選手権(戸田レーシング #2 戸田無限ホンダ/ダラーラF300 MF204B)(シリーズ3位)
F3マカオGP(戸田レーシング #16 ダラーラF300/ダラーラF300 MF204B)(決勝20位)
F3コリアSP(戸田レーシング ダラーラF300/ダラーラF300 MF204B)
全日本GT選手権・GT500クラス(TOM’S #37 カストロール トムス スープラ/スープラ JZA80 3S-GTE)(シリーズ21位)
スーパー耐久シリーズ・Group N+<Rd.2,6,7 スポット参戦>(#36 上野クリニックALTEZZA)(シリーズ10位)
第7回十勝24時間レース(#10 エンドレスアドバンスープラ)(優勝)

2001年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン(COSMO OIL RACING TEAM CERUMO #12/レイナード99L MF308)(シリーズ12位)
全日本GT選手権・GT500クラス(土屋エンジニアリング #25 FK/マッシモADVANスープラ/スープラ JZA80 3S-GTE)(シリーズ19位)
第8回十勝24時間レース(#38 JIC クリスタルアルテッツァ)(総合16位)
第30回鈴鹿1000kmレース(TOYOTA TEAM SARD #39 大塚家具サードスープラ/スープラ JZA80 3S-GTE)(総合5位)
マツダロードスターフェスタ イン 筑波(決勝DNF)
ル・マン24時間耐久レース・LMP900クラス(バイパー・チーム・オレカ #14)(決勝DNF)
デイトナ24時間耐久レース・GTSクラス(決勝DNF)

2002年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン(Olympic KONDO Racing Team #3/レイナード01L 無限MF308)(シリーズ11位)
全日本GT選手権・GT500クラス(土屋エンジニアリング #25 FK/マッシモADVANスープラ/スープラ JZA80 3S-GTE)(シリーズ14位)
ル・マン24時間耐久レース・LMP900クラス(総合6位)
第31回鈴鹿1000kmレース・INTクラス(チーム郷 #61 AUDI R8)(決勝DNF)
クラシックカー サマーフェスティバル(KONDO RACING #0)(決勝7位)
マツダロードスターフェスタ 2002(#38 レーシングオン・ロードスター)(決勝4位)

2003年 全日本GT選手権・GT500クラス(土屋エンジニアリング #25 ADVANスープラ/スープラ JZA80 3UZ-FE)(シリーズ13位)
第10回十勝24時間レース(#109 ランドリーOGBアドバンGT3/ポルシェ911GT3)(総合2位)
ル・マン24時間耐久レース・LMP900クラス(総合4位)
ル・マン1000kmレース・LMP900クラス(優勝)

2004年 全日本GT選手権・GT500クラス(TOYOTA TEAM CERUMO #38 auセルモスープラ/スープラ JZA80 3UZ-FE)(シリーズ5位)
第11回十勝24時間レース(#33 FALKEN☆PORSCHE/PORSCHE911 JGN)(総合優勝) ル・マン24時間耐久レース・LMP900クラス(総合優勝)
ル・マン耐久選手権・LMP1クラス(シリーズ5位)

2005年 SUPER GT・GT500クラス(KRAFT #34 バンダイスープラ/スープラ JZA80 3UZ-FE)(シリーズ19位)
スーパー耐久シリーズ・ST-1クラス(FALKEN MOTOR SPORTS #1 FALKEN☆PORSCHE/PORSCHE911 JGN)
Le Mans Classic Japan(#5 Porusche906 Carrera6/1966年式)(ヒート1:2位/ヒート2:1位)
ル・マン24時間耐久レース・LMP1クラス(決勝DNF)

2006年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン<Rd4より>(KONDO Racing #3/ローラB06/51 RV8J)(ノーポイント)
SUPER GT・GT500クラス<Rd.5より>(KONDO RACING #24 WOODONE ADVAN KONDO Z/フェアレディZ Z33 VQ30DETT)(シリーズ16位)
(注)当初はチーム郷より参戦予定であった。マシンはマセラティ・MC12。しかし開幕前のテストで日本車とのタイム差が大きく、チームは参戦を延期。第5戦菅生に代替ドライバー(エリック・コマスが腰痛で欠場の為)として出場し10位。さらに、第6戦鈴鹿1000kmにも第3ドライバーとして参戦し5位。第7戦から正ドライバー(エリック・コマスが腰痛治療専念の為離脱)となる。
全日本スポーツカー耐久選手権SP1クラス(#16 無限COURAGE LC70)(シリーズ4位)

2007年 全日本選手権フォーミュラニッポン(DHG TOM’S RACING #37/ローラB06/51 RV8J)(シリーズ11位)
SUPER GT・GT500クラス(KONDO RACING #24 WOODONE ADVAN Clarion Z/フェアレディZ Z33 VQ30DETT→VK45DE)(シリーズ10位・1勝)
全日本スポーツカー耐久選手権・SP1クラス<Rd.2 スポット参戦>(#16 無限COURAGE LC70)(決勝DNF)

2008年 全日本選手権フォーミュラニッポン(PETRONAS TEAM TOM’S #37/ローラB06/51 RV8J)(シリーズ15位・1勝)
SUPER GT・GT500クラス(KONDO RACING #24 WOODONE ADVAN Clarion GT-R/GT-R R35 VK45DE)(シリーズ14位・1勝)

2009年 SUPER GT・GT500クラス(KONDO RACING #24 HIS ADVAN KONDO GT-R/GT-R R35 VK45DE)(シリーズ8位・1勝)
世界ツーリングカー選手権・インディペンデントクラス<Rd.21,22 スポット参戦>(ウィッチャース・スポーツ #450 /BMW 320si)
ル・マン24時間レース・LMP2クラス(NAVI TEAM GOH/ポルシェ・RSスパイダー)(決勝DNF)

2010年 – FIA GT1選手権(Swiss Racing Team #4/NISSAN R35 GT-R)
2011年 – SUPER GT・GT500クラス(LEXUS TEAM WedsSport BANDOH #19 WedsSport ADVAN SC430/LEXUS SC430 RV8KG)(シリーズ13位)
2012年 – SUPER GT・GT500クラス(LEXUS TEAM WedsSport BANDOH #19 WedsSport ADVAN SC430/LEXUS SC430 RV8KG)(シリーズ9位)
2013年 – SUPER GT・GT500クラス(LEXUS TEAM WedsSport BANDOH #19 WedsSport ADVAN SC430/LEXUS SC430 RV8KG)(シリーズ14位)
2014年 SUPER GT・GT300クラス(BMW Sports Trophy Team Studie #7 Studie BMW Z4/BMW Z4 GT3)(シリーズ3位)
インタープロトシリーズ(シリーズ6位)

2015年 – SUPER GT・GT300クラス(BMW Sports Trophy Team Studie #7 Studie BMW Z4/BMW Z4 GT3)(シリーズ7位)
2016年 – SUPER GT・GT300クラス(BMW Team Studie #7 Studie BMW M6/BMW M6 GT3)(シリーズ13位)
2017年 – SUPER GT・GT300クラス(BMW Team Studie #7 Studie BMW M6/BMW M6 GT3)(シリーズ14位)
2018年-スーパー耐久ST-Xクラス(D’stationPORSCHE)
2019年 – SUPER GT・GT300クラス(McLaren Customer Racing Japan #720 McLaren 720S/McLaren 720S GT3)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

プロレーサーになった経緯や、レーサーとして必要とされること、気を使っていること、今後の展開に関して。

MC:プロレーサーになったきっかは何だったのでしょうか?

ゲスト: 実は自分でもよく分かっていないんです。最初に乗ったモトクロスがスタートのきっかけだったと思います。

MC : レースというのは色々な面で資金というものが必要になってくると思うんですけれど、その辺りに関してはどのように考えていましたか?

ゲスト : 僕が始めたフォルクスワーゲンのレースというのはカートの全日本選手権よりも資金が少なくて済むレースなんです。あとは、自分でサーキットまで荷物を運んだりもしていました。メンテナンスに関しては、私の父が色々とその辺には詳しいので、父と一緒にメンテナンスをしていました。

MC:仕事が決まっていく流れというのはどういう流れになるのでしょうか?

ゲスト: 基本的にはオーディションを受けて、そのチャンスを掴めたらという流れになります。

MC:ルマン24時間耐久レースでチームで総合優勝されたということなんですけれど、何か印象に残ってるシーンなどあったりしますか?

20時間を超えたあたりから、全速力で走れという指示がありまして、これが最初で最期の指示でしたので印象に残っています。

MC:優勝をされた後に何か変化はありましたか?

ゲスト:優勝をしたことで、後にレースに出る際に、説明する必要がなくなりましたね。世界中のメーカーの方にはルマンで優勝したということだけで、話が通じるので、いろんなチャンスも増えましたね。

レーサーとして気を使っていること。

MC:レースの最中に冷却機能がついたスーツを着るとお伺いしたんですが。

ゲスト:レース中の車の中の温度は50度を超えることもあるんです。やはりこの暑さというのは課題ではありますね。汗が2?3リットルくらい出てしまうんです。

MC:レーサーの方は何か飲むものや食べ物に制限があったりするんですか?

ゲスト: 特に制限というものはないんですけど、やはりアルコールは体に負荷がかかるので、できるだけ取らないようにはしていますね。あと、レースに出場する際に体が水分で潤っているということも重要です。あと体の事で言いますと、自分が速い車に乗っていた頃に、首を支える付け根の部分を強くするというトレーニングもやっていましたね。

荒さんの今後の展開に関して。

MC: レーサーは常に事故の危険性と隣り合わせだと思うんですが、何歳まで続けたいとかは決まっていたりするんですか?

ゲスト:自分がちゃんと戦えて、楽しく続けられるうちは続けていきたいと思っています。

MC:現在はレース以外の活動は何かやられていたりしますか?

ゲスト:レースの経験を生かした仕事というのが多いですね。例えば、新しい車が出た時のプロモーションの活動であったり、ドライビングレッスンだったりとかですね。

ファッションコーナー 本日の内容
ジャケットスタイル

アシスタント: 今日はいつものスーツスタイルと違った印象を受けたのですが、今日の洋服のテーマはどういったテーマなのでしょうか?

スタイリスト 亀山純 : 今日は、Tシャツに、ベスト、ライトグレーのジャケットという組み合わせで、幅広く適応できるスタイリングになっています。単体でさらっと着られるジャケットを提案させていただいているんですけども、その場合はグラデーションをイメージしていただけると良いかと思います。グレーのジャケットの場合は、ちょっとトーンの買えたチャコールグレーのパンツを選んでいただくとかなど。
秋には是非、千鳥柄、ウィンドペン、といった柄にも挑戦してみてください。

カッコいいオトナとは・・・
年を取っても車を楽しんでいること

ゲスト:いろんなジャンルでかっこいい大人はたくさんいると思うんですけども、やはり私はずっとこの車の世界で生きてきているので、何歳になっても車を楽しんでいる方のその感覚っていうのがカッコよさに繋がるのかなと思います。