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FIVEONE オトナの流儀 17 / FIVEONEが提供するラジオ番組
ゲスト『谷川啓司 ビオセラクリニック 院長』

プロフィール

1990年 3月
防衛医科大学卒業

4月
米国ミシガン大学腫瘍外科において免疫細胞療法、遺伝子治療の研究にresearch fellowとして従事
CTL療法、癌ワクチン、樹状細胞ワクチンの研究に携わる

1998年 4月
同ミシガン大学腫瘍外科のsenior research fellowとして同研究を継続しつつ、同大学の医師・大学院生を指導

1999年 8月
米国ミシガン大学senior research fellow終了

9月
東京女子医科大学消化器外科帰局
以後、東京女子医科大学消化器外科において外科医としてだけでなく癌免疫細胞療法チームとして癌免疫細胞療法の臨床研究に携わる

樹状細胞ワクチン、樹状細胞腫瘍内局注療法など多数の臨床試験を開始

2001年 5月
東京女子医科大学医学博士号取得

8月
癌免疫細胞療法施設ビオセラクリニックを開設

2007年 5月
東京女子医科大学消化器外科講師(非常勤)

認定・専門医等
日本外科学会認定医、日本消化器外科学会認定医、日本ハイパーサーミア学会認定医

所属学会・役員役職等
日本癌学会、日本癌治療学会、日本バイオセラピィ学会(評議員)、日本外科学会、日本消化器外科学会、アメリカ癌学会(active member)、アメリカ臨床腫瘍学会(active member)、NPO法人 NHPインターナショナル認定機構(理事長)、癌免疫外科研究会(施設代表者)、International Society for Biological Therapy of Cancer (iSBTc)、樹状細胞免疫療法懇話会(理事長)、日本ハイパーサーミア学会(評議員)、日本医療学会(理事)

著書

がんを告知されたら読む本newがんを告知されたら読む本
―専門医が、がん患者にこれだけは言っておきたい“がん”の話
がんと闘うためには、まずがんのことを知らなければならない。抗がん剤、病院選び、がんの正体……
知っているようで知らない、がんの基本的な知識。
がんと、がん治療の基本を専門医が分かりやすく解説しました。患者さんとご家族に読んでいただきたい、がん治療書の決定版です。
出版元:プレジデント社

図説 がん免疫細胞療法図説 がん免疫細胞療法
『がん細胞を狙い撃つ最先端医療の威力とは?』
『がんを追いつめる免疫細胞の可能性は?』
手術、抗がん剤、放射線治療に次ぐ第4のがん治療として注目されるがん免疫療法について、図解を多用し詳しく解説しています。
出版元:実業之日本社

執筆依頼または取材記事
執筆、取材、メディア出演多数、詳細はこちらをご覧ください。
https://www.bio-c.jp/clinic/media.html
ビオセラクリニックの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.bio-c.jp/index.html

今回は、先生から生の声を。
「病気だけを診てはだめ、患者様自身を、人を見ないと大切なことを見逃す可能性がある」 ドクターとしてだけでなく、お人柄にも惹かれるビオセラクリニックの谷川啓司院長に御出演頂きました。

MC:ビオセラクリニックではどのような治療をされているのでしょうか。

ゲスト:免疫細胞療法といった治療をしています。まず初めにガンというのは元々自分の細胞なんです。なので、自分の免疫は、ガン細胞か、そうでないかの見分けがつけづらいんです。そこで、自分の免疫にしっかりとガン細胞か、そうでないかを見極めるられるように教えていくのが免疫細胞療法なんです。

免疫細胞療法というのはまだ、世間に批判されることも多いんですが、私はこの治療というのは患者様のためになると信じでやっているのでこれからもしっかりと治療していきたいと思います。

ビオセラクリニックの理念とは、
「患者様自身の力を導き出し、患者様目線であること。」
標準治療は重要、しかし治らない人もいることに、その意味を、何のためか考えさせられる。

MC:ビオセラクリニックの理念をお伺いしてもよろしいでしょうか。

ゲスト:やはり病気というのは色んなファクターが絡んでいるので、しっかりと患者様の人自身を見る必要があります。なので、患者様自身の力を導き出し、患者様目線であることを理念として治療をしています。私自身、医者として、治療をしていく上で、医療というのはなんのためにやっているのか分からなくなってしまうことが時々あります。治療をすることで、治る人もいれば治らない人もいるわけです。でも、治療をすることで副作用などの苦しみが生まれるわけですよね。そこが我々医者にとってのジレンマだったりするんです。

MC:治療をするにあたって、効果が効きやすい、効きにくい人の間に何か違いはあったりするのでしょうか。

ゲスト:医学的な目線に立ってしまうと、非常に難しい話になってしまうので、全く別の角度からお話しさせていただきますと、「明るい患者様」というのがやはり一番治療が効きやすいです。人間の感情というのは、免疫に大きな影響があるんです。

患者様とコミュニケーションを大切にする。

MC:患者様とのコミュニケーションにおいて何か気を使われていることはありますか。
ゲスト:患者様というのは、どんなに上の立場であったとしても、命を預けるということからすごく弱い立場になってしまうので、我々医者はいかに「患者様の目線、患者様の家族の目線」に立てるかが重要だと考えています。 病気だけを見てしまうと、その患者様が何で苦しんでいるのかを見落としてしまう可能性があります。
なので、人を見るということを意識して治療するようにしています。それが本来の医療であると考えています。

MC:今後の夢や目標がありましたらお伺いしてもよろしいでしょうか。

ゲスト:まず一つに、一人でも多くの方にガンがどういう病気であるかを知っていただきたいという思いがあります。そして、多くの苦しんでいる方に役立てることをしていくことが私の目標です。

ドレスソックス・・・「足元からのファッション、ロングホーズ靴下がおすすめ。」

スタイリスト : 亀山純 今回はドレスソックスについてお話ししようと思います。ドレスソックスとは糸がきめ細かく、プレーンなものを指します。ソックスは基本的にはタイトめ、かつ、膝くらいの長さのソックス「ロングホーズ」の方が弛まずに綺麗に見えます。
ペイズリー柄などのソックスを、無地の洋服に合わせたり、ペイズリー柄のネクタイと合わせたりするのもオススメです。

「常にどんな時でも、冷静沈着で、慕われる大人。」

ゲスト:先ほどもお伝えしましたが、医者として、どんな時でも一面だけ見て判断しないように努めています。患者様を治療する際には、病気だけを見るのではなく、一人の人としてみることが非常に重要です。

文 FIVEONE Copy Writing,.