ピッティウォモをレポート。
イタリアのフィレンツェで開催される、メンズファッションの展示会「ピッティウォモ」の世界観を、世界から参加するバイヤーやブランド関係者のコーディネートや流行色を見ることで、実際に体験して頂けるように作成したレポートです。

イタリアの日差しが強いのでこれぐらい青くても自然とカッコいい
「マッターホルンブルーに小さな格子」

ダブルのジャケットが多いのは、2年ほど前からですが、ノッチラベルでセミダブルの２つボタンは、この仕様は初めてみますので、紹介しておきます。ボタン巾を狭くしているのでノッチラペルに自然に溶け込んでいます。
最初に見たときは、鮮やかなブルーに気をひかれ、ディティールには気が行かなかったのですが、よく見て頂くと遊びを入れつつももとまりのあるコーディネートです。

グレーのダブルスーツに青いタイを合わせましたが、
やや曲がり気味・・・（汗）
せっかくですので、ピッティ会場の暑さに負けず、ダブルスーツで青いタイをコーディネート。
同じ青い鞄も、イタリアの強い日差しにはピッタリです。

となりの、電話中の男性の、明るいブルージャケットに、薄めのデニム素材のシャツにシルクニットの涼しげなタイを合わせているのが好印象です。このコーディネートの方がとても多かったです。

お花などプリント柄のシャツや、薄めのデニム素材のシャツが流行するのでしょうか、2016ＳＳが楽しみですね。

ボルサリーノのハットで会場は、こんな雰囲気に・・・
麻のジャケットの合わがシンプルでカッコいい。

沢山のバイヤーやブランドの関係者がいる中で、目を引くのは、やはりクラシックな装いでしょう。
ピッティウォモの世界観を少しでも感じていただけたでしょうか・・・

ファイブワンのオリジナルタイを発注している、イタリアのＡＬＢＹ社ブースにて。
レポート/文　ＦＩＶＥＯＮＥ　代表　森俊彦