先日、知人と服の話をしていると、「スーツの上にコートを羽織ったスタイルが一番完成されていて好きだ」という意見が出ました。

（そして、だから冬が一番好きだと言っていました。道楽者は好きな季節さえ洋服基準です）

スーツの上に着るコートとしては、現在はやはりチェスターフィールドコートが定番かつドレッシーなのでしょうし、そのストイックな見てくれは確かに恰好よいものです。

一方、ステンカラーコートのようなややカジュアルなものを、それもややくたびれたような、使い込んだものを、頓着せず（またはしていないように）羽織るのもまたひとつのダンディかなと思っています。

さて、何度もご紹介していますが、ステンカラー・タイプのコートは、セットインスリーブとラグランスリーブの２種類をご用意しています。

（雨の日だったので、水滴はご愛嬌ということで）

これはラグラン・タイプですね。

ベージュのステンカラーといえばたいていコットンをイメージしますが、薄手のウールで仕立てたもの。

とくにこういったカバートクロスはジャケットやパンツのマッチングの幅が広く、使いやすいものです。

まだまだ着込みが足りないので、「くたびれた」というにはほど遠いですが….

これからの楽しみにしています。

FIVEONE銀座店　泉

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