こんにちは。

FIVEONEの森です。

イタリアのフィレンツで開催されたPITTI UOMOに参加してきました。
これからのメンズスタイルはどうなっていくのでしょうか。

モダン・クラシックとは、伝統的なスタイルをモダンに作り直したスタイルの事であり、過去には2006年頃からクラシック回帰の流れが始まり、2010年代に入るとその流れもカジュアル化と、今はスポーティという流れが強い印象でしたが、今年のPITTIを見る限り、多様化が進みながらも、モダン・クラシックは健在で、クラシック色の強い“FIVEONE”はまだまだ活躍できそうです。

生まれる新しいブランドは、その成功する確率は低いと言われている中で、老舗紳士服ブランドも今の時代に合わせたファッションを取り入れたセカンドブランドに力を入れているようです。その中でも会場内でひときわ目を引いたのがこちら。

私自身も好きなアイテムである白いジャケットを多く見かけました。

蒸し暑い夏に、暑さを感じさせない清涼感と、清潔な印象の白・ベーシュなどのジャケットは、季節を問わずに一着は持っておきたいアイテムです。

PITT会場の屋外中央に位置する場所に毎回新しい表現で設営されるモニュメント。

イタリアの眩しい太陽と、地面に傾いて埋まっている自由の女神像が、今年の象徴なのでしょうか。

賛否があるようではありますが、「自由が傾いて地に埋まっている」という表現が正しいのかもしれません。

FIVEONE FACTORYのINSTAGRAMには、海外から沢山のDMを頂いており、今回のイタリア出張に合わせて、アポがとれた数社と商談をさせて頂きました。

海外のブランドさんから、日本人の丁寧な縫製と、職人の技術を高く評価して頂き、様々な質問や要望を頂きました。取り組んだことのないデザインの話も多いのですが、工場に新しい風を吹き込んでくれる機会ですので、頑張りたいという工場長のやる気に押されて海外展開が加速していきそうで愉しみです。

こちらの写真は、FIVEONE FACTORY製品の商談会場。

着心地や、縫製仕様、付属、副資材などの目に見えない部分を吟味して頂くという場ですので、ディスプレィ映えしない点はご容赦ください。

そして、朗報が、ALBY for FIVEONEの、Como 100% Silk Grenadineタイを復刻して店頭に9月頃入荷予定です。

小量ですが、直営店、香港店に入荷予定です。

香港の蒸し暑い季節でも、涼しげなネクタイをお探しの方にピッタリな素材ですので、是非この機会、FIVEONE香港店へのご来店をお待ちしております。

この3年、オンラインでの仕入れでお世話になっていたタチアナさん（左）と、パオロさん（右）。

最後に、レプップリカ広場のカフェでアイスコーヒーを注文したら、出てきたのがこちら。

エスプレッソに砂糖を入れてクラッシュアイスでシェイクしたらしく、これはこれで、注文したものとは違うものが来るのも文化の違いによるもので、旅の愉しみの一つです。