FIVEONE製のスーツは人の手とアイロンワークを多用し、立体的にスーツを作り上げています。立体的だからどうなの？他と何が違うの？？皆さんが思われる疑問はまさにここではないかと思います。

例えば、首から肩回り。

上衿を一枚仕立てで仕上げています。その名の通り一枚の上衿生地をアイロンを駆使し丸みを帯びた形に作り上げてから縫製していきます。衿元がキュッと立ち上がり、首への収まりが美しくなることはもちろん、着用時の軽さに繋がります。
肩は前肩縫製を行っています。上から見ると肩先に向かい前に出ているのが分かります。アジア人の体型で一番多いのが前肩と言われています。肩先の当たる感じを軽減し、快適な着心地に繋がります。これを可能にするのが肩の”いせ込み”です。

肩線にご注目ください。首付け根辺りの前身頃と後ろ身頃のストライプのラインが揃っているのに、肩先に向かうにつれてズレていきます。これは前身頃に対して後ろ身頃の方が生地の幅が広く、アイロンを使った”いせ込み”により肩線の長さに合わせているからです。こうすることで肩の前部分にスペースができ、身体に沿ったシルエットが可能となるのです。

ご試着いただければ、衿の登りから肩の収まりが非常に美しいことをご体感いただけるはずです。また、腕を前に挙げてみてください。首から肩にかけての収まり具合が他のスーツとは全く違うはずです。

例えば、前身頃。

真骨頂は男性らしさを強調する立体感ある前身頃です。包み込むような胸のドレープから自然なウエストラインを描きます。平面の生地から立体的で着心地のよいスーツにするために、アイロンワークやクセトリなどの技術を駆使し、日本人に合う立体的な前身頃を演出しています。

私たちFIVEONEでは、「人間に向かう服」の理念のもと、一貫したモノづくりへのこだわりを続けています。ぜひ、ご自身の体で感動のオーダースーツをご体感くださいませ。

福岡店
店長　吉住

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