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CHICとは一体

 

銀座店の泉です。
前回の更新からずいぶん日をあけてしまい、すっかり夏。
食欲はあるものの、やや夏バテ気味です。

 

先日、銀座店すぐ横のシアターで、
終映日滑り込みセーフでこれを見てきました。

 

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50年代英国のクチュリエを題材にしたお話しであり、なおかつ
男性主役にサヴィルロウの名門、アンダーソン&シェパードが衣装協力。
これは見ねばと。
完璧主義な主人公にふさわしく、隙のない着こなしのですが、シャツの糊はつけない派?なのでしょうか。ややアタリの出た襟の雰囲気。。
そんなところもヌケ感があって素敵でした。

 

さて、劇中にて
「Fxxkin’ chic!」
というセリフが登場します。
おそらく当時席巻しつつあったディオールやバレンシアガなどフランス勢を差しての発言ではないかと思うのですが、Chicという言葉は現代では(当時としてもそうではないでしょうか)肯定的な表現がほとんどなので、自分には新鮮に響きました。

Chic(シック)という言葉の意味について、今一度考えさせられます。

 

 

古き良き時代(を、背景にした映画を含め)の映画を見ると、映画俳優たちは白・黒・紺・グレーといった基本カラーであるのにやけにダンディに見えるので、今度こそ自分の着こなしをで見直そうという気になるのですが、朝、気が付くと鮮やかなシャツやネクタイに色気づいてしまうのです。

まだまだ修行が足りないなとも思いつつ、「Fxxkin’ chic!」で一笑するのもまた一興でしょうか。

 

 

 

銀座店 泉