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オーダーシャツの工場見学研修②

皆様こんにちは。
ファイブワン大阪本店の川原です。
前回に引き続き
シャツ工場の見学についてご紹介します。
裁断から上がってきたパーツなどは縫製の工程にいき
縫製では小さなパーツから縫う工程とそれを組み上げる工程に分かれます。

上の写真は衿と身頃を縫い合わせる工程です。

 

驚いたのは

スタッフの皆様の縫うスピードと

ミシンを踏み始めると音が途切れず返し縫いまで一定のスピードで縫われていました。

車のアクセルと一緒でスムーズ且つ一定に踏めなければミシンにぶれが発生して、ミシン目がずれたりするのです。

 

 

プレスは1着につき4~5分で仕上げ、

コツとしては、小さいパーツから順にアイロンがけしていくのがポイントだそうです。

皆様も是非ご家庭でお試しください。

あまり詳しくは言えませんが、検査箇所も各ブランドによって違い、最終工程の検査で細部まで確認し出荷されます。

 

この後、ファクトリーのスタッフや、関係者、参加者の方々とご挨拶させていただき、非常に有意義な1日でした。

 

今回の工場見学研修に参加して感じたことは

弊社もそうですが、熟練のスタッフから年齢が若く、服好きが好じて入社したスタッフまでがもくもくと働き、こういった工場見学などで外部の人間を受け入れる工場は、共通して、明るくいい製品を作っていると思いました。

我々の扱く洋服は手作業が多く、職人の意思や感情が間違いなく商品の顔に影響します。

 

洋服づくりの現状に満足せず向上することを日々考え、若手とベテラン職人の方々が意見を交わす現場は活気にあふれています。

私も、本当に素敵な光景だと、当時働いていた日々を思い出しました。

 

現在は店頭でスタッフをしていますが、

いずれファイブワンのスーツを気に入って着て頂いている顧客様、気になってはいるけどファイブワンのスーツに袖を通したことのない方々まで、私たちの背景になっているモノづくりの現場(工場)を見て頂ける機会をお作り出来ればと思いました。

 

 

ファストファッションでなく手間暇かかって縫い上げられる洋服は、人の感情に訴えかける力があると私は思っております。

 

最後になりますが、今回見学させて頂いた、工場関係者の皆様、誠にありがとうございました。

 

長くなりましたが、今回のブログを最後まで読んで頂きありがとうございました