あるとないとでは大違いです。
こんにちは
連日酷暑が続きますね。
こんな時期はスーツのことなんか考えたくもない…という声も聞こえてきそうですが、
秋が来る前に、しっかり次のシーズンの準備をしましょう。
ファイブワンでは現在サマーセール開催中でございます。
サンプルスーツやネクタイなどお買い得な商品が沢山ございますが、
本日はその中から、ポケットチーフのお話を致します。
どうしてもネイビーやグレー等地味になりがちなスーツに個性を添えてくれるネクタイとチーフは
重要なものですが、「スーツは仕事用の作業着」と割り切ってしまい、そもそも個性なんて必要ないと
考える人も日本では多いのかなと思います。
「外見ではなく、中身で勝負」という価値観は確かに昔から根強いです。
しかし、「僅かな情報からどういう人か考える」という文化もまた、
日本では平安時代に既にありました。
代表的な例が「出だし衣」というものでこれは牛車の篭の下からちらりと見せる裳裾のことです。
出だし衣の色の選び方や重ね方から、当時の人は中にいる女性の人となりをたくましく想像したようです。
そして、現代版の出だし衣とも言えるのが、ポケットチーフだと思うのです。
ノーネクタイの時期でも胸ポケットから嫌味なく少しだけ見えているチーフの色柄やあしらい方で、
人となりをついつい想像してしまいます。
この「少しだけ見えている」というのが、大切です。
三角の端をのぞかせる「トライアングル」、水平に入れる「TVフォールド」、
ふわっと中央のふくらみを見せる「パフ」、四隅を見せる「マルチポイント」等、
さし方にもこだわってさりげない演出を楽しんで頂けます。
布切れで人の事をあれこれ言うのは失礼だから人柄を見なさいという意見は
確かにもっともかもしれません。
私もポケットチーフは人柄への興味を誘う手掛かりでしかないと思います。
しかし、出会った人の人格そのものをいきなり評価するほうが
ポケットチーフのセンスを評価するよりはるかに失礼な態度だとも思うのです。
さり気ないしぐさや装いへの気遣いで印象を良くして、相手に自分の人柄に興味を持ってもらえるような
準備をしたうえで、ゆっくり親交を深めていくのが大人の付き合い方ではないでしょうか。
現在店頭にあるチーフはすべて20%オフになっております。
上の画像以外にもまだまだ種類はございます。
なくてもいいものだからこそ、あると見る人の気持ちを引き付けてくれます。
これまでポケットチーフを入れてこなかったという方も、是非この機会にお試し頂ければと思います。
大阪本店 中村
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