スーチング・スタイルのアクセサリー（装飾品）。

ネクタイとポケットスクエアは標準装備品と考えると、残るはほとんどありません。

そのほとんどない中の１つが「カフ・リンクス」です。

どうしてか日本では「カフス」と呼ばれることもありますが、「カフ（袖）」を「リンク（つなげる）」物なので正確な呼び名は「カフ・リンクス」なのです。

（俗称を否定している訳ではございませんので、念のため。たとえばジーパンの正式名は「ジーンズ」ですが、私は「Gパン」と呼ぶほうが好きです）

身に着けるには当然、カフに２つのホールの空いたシャツが必要になるので、おいそれと取り入れられるものではありませんが、ダブルカフにコダワリのカフ・リンクスを通す作業はまさにダンディズム。

こと、クールビズでネクタイのない夏になって久しい令和元年、ネクタイの代わりにカフリンクスを取り入れることも一興ではないでしょうか。

先日、英国老舗テーラー「Benson&Clegg」のオリジナルカフリンクスが入荷いたしました。

この職人による手作りのボタン・装身具はチャールズ皇太子への供給に対してロイヤルワラントを授かっています。

以前より取り扱いのあるオールドコインのエナメル塗装や、メタルボタンの意匠をそのままカフリンクスにしたものも新たに入荷いたしました。

個人的におすすめはキツネ・モチーフのこちら。

秋冬には….キツネ・ハンティングはしなくとも、ツイードやへヴィーフランネルのジャケットの袖からのぞかせるのがオツかな、と思います。

ジャケットの生地がFOX BROSであれば尚….ですね？

FIVEONE銀座店　泉