天ぷら、コール天。
銀座店の泉です。
先週はお盆の休暇のあった方も多くいらっしゃるかと思います。
FIVEONE各店も例年通り休暇を頂き、私もひさしぶりに帰省をいたしました。
コンクリートジャングルよろしくの東京で過ごしていますと、矢張り自然が恋しくなるもので。
友人を誘って川魚の掴み取りを楽しみました。
アマゴです。アマゴという名前は関東ではあまりないようで、魚種としてはヤマメも近いものだそうです。
サケ科の魚ですので、海にでたものはマス、川にいついたものはアマゴと呼び分けるそうです。
名前のことはさておき、これが塩焼きにしても天ぷらにしても、とにかく美味しい。
夏の川魚といえば鮎がまず挙がりますが、個人的にはこっちのほうが好きで、都会でも気軽に食べられたらいいのになと思います。
呼び名が違うといえば、コーデュロイ生地のことを日本では「コール天」と言ったりします。
しますと言いながら最近は耳にしませんが、ご年配の方だと時々いらっしゃいますね。響きが好きなので、ぜひ残ってほしい単語のひとつに思っています。
コール天(あえて使いますが)はたいてい綿(コットン)で、季節感が良く出るわりに気温が下がり切る前から使いやすい素材です。
とりわけトラウザースで1本あると中々使いやすいので、いま時分のご注文がおススメです。
太畝も良いですね。
これも生地業界では「鬼コール」と言ったりします。
独特の奥行のあるツヤが出ます。
写真のものはすべて英国ハーディ・ミニス社のコーデュロイです。
トラウザースで細畝で36,000円、太畝で43,000円(税抜)のお仕立てです。
「コール天」で、もうひとつおススメがあるのですが、それはまた次回に。
FIVEONE銀座店 泉