前半戦終了|FIVEONE大阪本店
こんにちは
本日は6月28日。
やっとこ梅雨を迎えたかと思ったらもう7月。
2024年も前半が終わり、夏本番ですね。
夏本番になったということはオーダースーツ業界としては秋冬のことを考え出す時期…
というわけで7月からは新秋先行受注フェアがスタートします。
今回は久しぶりにゼニアの生地が対象となり、秋冬を軸としつつも通年お召し頂けそうな生地が
対象となっております。
この機会に是非、お近くのファイブワンまでお越しください。
これだけのご案内でブログを終えてしまうのも少し寂しい、ということで
SSシーズンの生地の中から個人的にご紹介するつもりでいたけども
機を逸してきた生地をいくつかご案内させて頂きます。
気持ちが完全に秋冬に切り替わる前に、是非一度ご覧ください。
まずはトラバルトトーニャのこちらのシリーズ。
3マークしかバリエーションはありませんが
リネン・ウール・モヘアという大変珍しい三者混です。
皺になるのかならないのか。硬いのか柔らかいのか。
頭の中ではいまいち想像できない着心地ですね。
多様な要素を備えたこちらの生地は特に単品パンツとして
大阪本店では大人気です。
しかもトーニャの生地らしくめちゃくちゃストレッチ性が高いです。
化学繊維無しでなんでこんな伸びるのか…日々の技術の進歩はすごいですね。
仕立て屋泣かせな生地ではございますが、
来年継続してくれるか分からないこちらのコレクションを是非在庫が切れる前にお試し下さい。
続いてはサヴィルクリフォードからこちらのコレクション。
ウール、リネンがほぼ半々で混紡されているスーツ生地です。
似たようなクオリティならカノニコやハリソンズにもあるし
新しさがない様に感じるかもしれませんが、
ポイントは310g/mと絶妙にしっかりした目付です。
例に出した2つのブランドが出しているのは250g/m以下という
軽さを前面に出しているクオリティであるのに対して
パッと見た感じは軽快過ぎない、それでいてジャケット生地でなくスーツ生地というのは
ありそうでなかった質感ではないでしょうか。
スペンスブライソンのガシガシリネンからもうちょっとだけ、
本当にあとちょっとだけ涼しくしたい…
そんなニッチな希望をかなえてくれる生地ではないでしょうか。
最後はスタイルビエッラからのご紹介。
今シーズンから扱いがスタートしたスタイルビエッラですが
個人的に気に入っているのがグリーンの色の出し方です。
ジャケット生地だとこんな感じ。
緑だけど緑過ぎない、なんとも涼しげで上品な色合い。
こんなホップサック買い逃したら早々出会えません。
スーツ生地はあくまで香る程度に抑えたほんのりのグリーン。
あくまでリアルにビジネスで通用する、
だけどほんのり違いが出る…そんな色合いが素晴らしいです。
私のカメラの技術ではこのくらいですが、現物はもっとずっと粋ですよ。
本日ご紹介した以外にも新しい扉を開いてくれる生地がまだまだあるはずです。
気になった方は是非、お近くのファイブワンで素敵な出会いを見つけにきて下さい。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
ファイブワン大阪本店 中村
06-6136-6169 ファイブワン大阪本店
092-406-3235 ファイブワン福岡店
この投稿をInstagramで見る