こんにちは

本日は9月3日。

今月から突然涼しくなり、急遽クローゼットからジャケットを
出してきたという方も多いのではないでしょうか？

来週からはまた暑くなるようですが、秋がグングン迫ってきてる感じがしますね。

というわけで本日は、シーズンの立ち上がりらしく新入荷のバンチのご紹介です。

本日ご紹介するのはナポリのカチョッポリが2年以上をかけて
練り上げたコレクション、「VESUVIO（ヴェスビオ）」です。

日本に比べ宗教が生活により密着しているイタリアでも特にナポリ以南は、
今でも昔のように信仰深い人が多いと言われます。
そんなナポリの町の守護聖人である聖ジェンナーロは今でも
火山の噴火や疫病、災害などあらゆる危険からナポリの町を
守ってくれているという事でナポリ人に愛されています。
そんな聖ジェンナーロがヴェスヴィオ山に手をかざし祈りを
ささげている絵が表紙のこのヴェスビオ。
地元愛の強いナポリ人がここまでするわけですから、
いかにこのコレクションに自信があるかが窺えます。

このコレクションはすべてSuper150’sの双糸×双糸で、
年間を通しての扱いやすさと仕立て映えの良さが何よりの売りです。
これだけ聞くとスーツ生地好きな皆様の中には
「あれ、V.B.CANONICCOの”リベンジ”と同じクオリティでは？」と
思った方もおられるかもしれません。

確かに、分かりやすい数値の上ではその通りです。
しかし、例えば同じSuper130’sでもブランドごとで
全然違う仕上がりになってくるように、
数字だけでは見えてこない違いが生地の面白さの一つです。
特にカチョッポリは「色の魔術師」なんて呼ばれるような色柄への
こだわりが評判のブランド。
クラシカルな路線は外れることなく、年齢を問わない落ち着いた柄と
各バンチの売れ筋カラーを組み合わせは一見の価値ありです。
特に、今まで梳毛糸のジャケットの取り扱いがほぼなかったカチョッポリが、
ジャケットのみでも使ってもらえるように意識しているという点も注目です。

ちなみにヴェスビオ火山といえば、「フニクリ・フニクラ」の歌が有名です。
もともとはヴェスヴィオの山麓から火口まで登山電車（フニコラーレ）の
開通を記念して作られた歌でしたが、
独特の小気味よいメロディは日本では替え歌「鬼のパンツ」として広まっており、
ご存知の方も多いことでしょう。

ストックフェアも気になるけど、せっかくだし生地がそろったら
見に行こう…なんて方はまさにこのタイミングですよ。

気になった方は是非お近くのファイブワンまで。

ご来店心よりお待ちしております。

ファイブワン大阪本店　中村

 

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