こんにちは

本日は1月14日。

1959年のこの日、南極大陸で1年間置き去りにされた
カラフト犬タロとジロの生存が確認された事を記念して、
「愛と希望と勇気の日」とされております。

命名した人がどれだけタロとジロの生還が嬉しくて
テンションが上がったのかを後世に伝えてくれる、素敵な記念日ですね。

本日は、南極大陸を大冒険した彼らに思いを馳せながらスーツ生地のご案内を致します。
英国はハリソンズの代表的なコレクション、
その名もずばり「FRONTIER（フロンティア）」です。

平織ながら目付300gと英国では春夏ものでも
日本国内で考えればややヘビーウェイト。
強度や耐シワ性といった実用美を備えているとはいえ、
単に快適さをとるのならばもっとライトウエイトの生地はたくさんございます。
それでも骨太でマットな質感にくわえて、
暑かったり寒かったりと衣替えのタイミングが難しい
昨今の気候にもマッチした、年間を通して意外と出番の多い一着になります。

ぱっと見た限りではあくまで普通の生地で柄もオーソドックス。
過度に飾るでもなくひけらかすでもなく、ありのまま。
「詫び」や「さび」に通じる質素で静かな風情を醸し出す生地でありながら
ハリコシが強く仕立て方で多様な表情を見せるので
フロンティアのスーツをファイブワンで仕上げると
「スーツで飾る」のではなく「自分のスタイルでスーツを着る」という感じが致します。

90種類以上のバリエーションがあり、
シンプルな生地の中の微妙な色柄にもこだわって頂ける事も魅力の一つです。

いつまで続くかはまだわからないコロナ禍、
その先の、人々の価値観が少しずつ変わってしまった後のニューノーマルの世界。
そういう誰も経験したことの無い世界を自分らしく生きていく。
そんな思いが強く湧いてきた貴方の気持ちにぴったりの
フロンティアが気になったという方はお近くのファイブワンまで。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

ファイブワン大阪本店　中村