「太陽」の生地
こんにちは
本日は12月22日。冬至でございます。
柚子湯に入ってかぼちゃとこんにゃくと「と」の付く食べ物を食べれば
来年を迎える準備も万端です。
三連休の初めは家族の団欒をお楽しみください。
さて、冬至というと日照時間がこれから長くなる、
つまり太陽が力を取り戻す日ということで世界各地で冬至を祝うお祭りが沢山ございます。
そこで今日は少しフライングして来シーズンに入ってくる、
「太陽」の名前を冠した生地をご紹介致します。
伊・ドラゴ社の「サンクロス」でございます。
まずはこちらが一般的なサンクロス(写真は英・ウイリアムハルステッド社のもの)です。
もともとのサンクロスは経糸(たていと)が薄緑、
緯糸(よこいと)に赤をつかった綾織りで、
玉虫色(小洒落た言い方をするとイリデッセント調)に輝く独特の風合いが特徴です。
イギリスのマーチャントである、スミス・ウーレンが商標をもっている
「ソラ―ロ」という呼び方もかなり一般化しておりますので、
こちらの方が馴染みがあるという方も多いかもしれません。
見た目ばかりに目が行きますがもともとは鉱物系の染料を使っており、
日光の光で退色しづらいという特性を持っており、実用性も備えた生地でした。
そのため植民地下の熱帯では重宝されたようです。
現在では、必ずしも1つの色使いに限った呼び方ではなく、
近い組織と風合いならサンクロスと呼んでおります。
前置きが長くなりましたがこちらが来シーズンドラゴ社のサンクロスです。
なんと2柄×8色、計16種類です!
こうして一枚で見るとなかなか壮観ですね。
定番の左の2色ももちろん素敵ですが、個人的にはグリーンも惹かれるものがありました。
グレーとネイビーしかスーツを着ない方はこういった色味は
着づらく感じられるかもしれませんが、ブルー・ネイビー系のシャツと相性が良く、
意外と持っているアイテムだけでコーディネートできてしまうのが
ベージュや茶系のスーツのおもしろい所かと思います。
普段と違う色味のジャケットだと気分も一新しますのでちょっとカジュアルなシーン、
特に大人のデートにはもってこいです。
来シーズンはベーシックな生地はもちろん、
こういった意欲的な生地も沢山入ってきますので、
普通のスーツは大体もっているという方も是非一度お店まで遊びに来て下さいね。
皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております。
大阪本店 中村
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