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ファクトリー見学会〜国内最高峰のスーツ作りを見学〜

ファイブワン・ファクトリー見学会が、11月21日、12月3日の計2回、大阪府・船場適塾さん主催で開催されました。

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当初の参加者募集枠10名に対して30名の応募があり、予想以上の反響に、第2回目を12月3日に開催する運びとなりました。

見学会は、ファイブワンの歴史から始まり、スーツ作りの工程すべてを見学して頂くという、「魅せるファクトリー計画」の一環として実施させて頂きました。

スーツを作る現場ですから、普段は、光が当たらないのですが、実に興味深くハイレベルな工程が沢山あります。

職人の手技を見て頂くことで、ファイブワン社内でも職人に対する意識向上につながり、お客様にも手間暇かけてこそ仕立てることのできる風合いや着心地について、より深く理解して頂くことが出来たと思います。

自分のサイズにピッタリ合ったオーダーメイドのスーツは、袖を通した時の着心地の良さを感じていたくことが重要ですが、服地の品質の良さから出る自然でエレガントな風合いも見栄えに大きく影響しており、素材選びから縫製技術まで工場に蓄積されたノウハウは多岐にわたります。

シンプルに最高のオーダースーツを着て頂きたいという理想を追求して生まれた、新型のオーダースーツ専用型紙が、4年に一度のフルモデルチェンジ致しましたので、今回の見学会では、展示会も併設させて頂きました。

ブランドやセレクトショップの方がファクトリーを見学されることは多いのですが、お客様に見学して頂くのは初めての試みでした。

沢山の方に御応募いただき、大阪府枚方市まで足を運んで頂き、本当に有難う御座いました。

−見学会での参加者からのご意見・ご質問−

■「若い職人さんが多いですね、技術継承の研修会などはどのように実施していますか?」

⇒年間の研修スケジュールを策定して新人中心に丸縫い研修会を実施しております。自分の好きな仕様で型紙から作成していくプログラムで、ベテランの職人が協力し、若手に教えていきます。

■「総煉瓦造りの平屋建ての社屋に歴史を感じました。」

⇒最盛期には36社あった縫製工場が、現在は4社となりました。我々は、時代の転換時に、大量生産型のファクトリーではなく、ハンドワーク主体で、1着にかける工程数の多いファクトリーを目指すことを選択しました。

今後とも、歴史に恥じないモノ作りをしてまいります。

■「床に桜の木を使用していて柔らかくて歩きやすかった。工場っぽくない」

⇒1日中立ち仕事をする職人さんたちのことを考えて無垢材を使用しています。

■「ファイブワン鳥取工場でパーツを作り、ファイブワン枚方工場で組み立てるという分業は、今後も続けるか?」

⇒国内縫製工場として生き残るためには、様々な努力が必要ですが、やはり職人の技術を継承することが大変重要です。その地域の得意分野である縫製技術を生かすためにも安定した雇用を確保し、分業を継続しながら、自社縫製にこだわったものづくりをしていきます。

■「国産に高品質な生地があるのに、ファイブワン直営店舗で取扱いしない理由は?」

⇒大変難しい質問ですが、高級ブランドのOEMを手掛ける縫製工場として発展してきた経緯から、一部の生産枠を使用してファイブワン直営店舗は銀座・大阪・神戸でファクトリーブランドとして営業させて頂いております。規模も小さく国産の高級素材をオリジナルで展開できるまでのロットではない為に、現在は取扱いをしておりませんが、世界的に品質に定評のある生地素材を多く集めたオリジナルバンチを展開することで、お客様からは生地素材のセレクトにもご好評を頂いております。

「ファイブワン直営店舗は今後拡大されますか?」

⇒ファクトリーブランドとして手間暇を惜しまないモノ作りを継続する為には、安定した経営基盤が重要です。直営という形をとらずに、地方に2000店以上はあるといわれる個人テーラー様から信頼を頂き、地元のテーラー×ファイブワン○○店というコラボレーションで地域ナンバーワンのオーダースーツショップを開拓していきたいと考えております。

工場見学会の開催には、船場適塾の皆様に御協力頂き誠に有難う御座いました。

船場適塾は、繊維産業を通じて関西から日本を元気にするという取り組をされている団体です。

 

 

お問い合わせ先:ファイブワン銀座本店、ファイブワン大阪店、ファイブワン神戸店