OVERCOAT FAIR始まります
こんにちは
毎年好評を頂いておりますコートフェアの時期が今年もやって参りました。
フェアまであと一週間ということで、
本日はフェア対象の生地のご紹介をさせて頂きます。
まずはエイブラハム・ムーンの“TWEED COLLECTION”です。
柄物がメインのコレクションで、多様な生地のバリエーションがありますが、
特におすすめなのがシェットランドツイードのシリーズです。
シェットランドツイードはスコットランドの北の海岸に点在するシェットランド島の
羊の毛を使うのですが、ここの羊は寒風の吹きすさぶ北海の荒波にもまれながら、
海辺に打ちあげられた海藻等を食べて暮らしていることもあって
普通のウールとは一味違う風合いになり、軽くて温かくそれでいてしなやかです。
もう少しガチっと固めな生地が好みと言う方には目付430gmsの
ラムズウールのコレクションもございます。
どちらもタフな生地ですので、「せっかく作るのだからガシガシ着たい」
「あまり繊細な素材は苦手」という方にもおすすめです。
デザインはあまり流行り廃りの出ないシルエットで長くお楽しみ頂けるように仕上げ、
5年、10年と着続けながら、ゆっくり変化をお楽しみ頂くのがよいかと思います。
シェットランドツイードについてさらに興味が出てきたという方は
こちらの記事もご覧ください。
続いてはハーデイミニスの“ENGLISH COATING”です。
近年、サヴィルロウの職人が海外でトランクショーを行う際、
ほぼ確実に持っていくとされるコレクションの一つがこのENGLISH COATINGです。
長年英国王室御用達であり続けてきた同社が考える「もっともコートにふさわしい生地」こそが
「ENGLISH COATING」であり、コート生地の完成形の一つと言えるかもしれません。
シンプルかつ重厚な生地は、真冬のイギリスでの着用にも耐えうる防寒性があるだけでなく、
親から子へ、子から孫へと仕立て直しながら着ていけるような強度を備えています。
チェスターフィールドコートに仕立ててシルエットの出る上品なデザインにするもよし、
ポロコートやラグランコートに仕立ててゆったりしたサイズ感で日常使いらしいデザインにするもよし、
仕立て方で色々な表情に変わる生地ですので是非フィッターとお話をしながら、
ゆっくりデザインのコンセプトを考えてみて下さい。
最後にご紹介するのはロロピアーナ社の“OVERCOATS”です。
先に紹介した2つのブランドが「普段使い」だとするならば、
この“OVERCOATS”はラグジュアリーなムードが漂う「非日常」のコートです。
「素敵なレストランで会食」、「有名ホテルでパーティ」、そんな楽しい気分を盛り上げてくれる
極上の光沢と軽さを備えています。
コートは自分で着るということ以外にも、高級ホテルなどで
「ホテルマンに渡すために着る」という意味合いがあると言います。
コートの素材や仕立ては上客か否かを判断する重要な指標であり、
上客と認めてもらうことがその後のサービスの質に影響する場合があるからです。
昨今では「人を見た目で判断するな」なんていうこともよく聞かれますが、
高級ホテル、レストランからすると高級店として認めて、それにふさわしい装いをすることで
敬意を示してくれたお客さんに対してサービスを頑張りたくなるのは自然なことかと思います。
普段と違う気分で、ちょっとお洒落をしたい日の、ラグジュアリーなコート。
そういう一着にピッタリな生地がこの“OVERCOATS”です。
大人な社交が増えてきたという方、これからそういうパーティに繰り出しに行こうという方、
そして大切な人と過ごす日の大切な一着を仕立てようという方にはまさに今がチャンスです。
今回ご紹介したコートフェアの生地以外にも、コート用の生地は沢山ご用意があります。
色味、素材、デザイン、着用シーンなどをじっくりお話しながら、
長年の相棒になる素敵なコートを仕立てて下さいね。
コートフェアの詳細はこちら
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
ファイブワン大阪本店 中村
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