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職人の技が作るオーダースーツ 「ファイブワンの7つの極意」NO 002 【体型補正】

今回の技は、【体型補正の型紙づくり】です。

こんにちは、ファイブワン・ファクトリーCAD室担当の藤本です。

ファイブワンオリジナルモデル作りに当初より携わっています。

 

ファイブワン・ファクトリーが縫製加工するオーダースーツには、以下の4つの「クオリティ」があります。

1   ベーシックオーダー

2   エグゼクティブオーダー

3   ハイクオリティーオーダー

4   デスタルド・ビスポーク

直営店では、主に2のエグゼクティブオーダーによるオーダースーツをご提供させて頂いて、好評を得ています。イタリアのサルトリアスーツを研究して開発されたパターンのオーダーは、けっして効率の良い工業生産品ではありませんので、手間暇をかけることを惜しまず行っています。

CAD室の手間暇をかける部分ですが、「オーダースーツ」のすべてがここから始まりますので・・・特に基本寸法から大きくかけ離れた特異体型補正の際には、型紙を「手作業」で制作するのですが、その職人の技術により、お客様から「細く見える・ラインが綺麗」とのお声を頂けるように極端な体型補正には、店頭にいらっしゃるフィッターさんと衝突することもしばしばです。

ハイクオリティーオーダーは、ファイブワンオーダースーツのノウハウが詰まった傑作ともいえる商品で、自信を持ってお勧めいたします。

 

詳しくはファイブワン・ファクトリーホームページ

http://www.fiveone-f.com/order/

 

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※体型補正する箇所をチェックしています

 

「補正」とは何?と、思われる方がいますけど、簡単に言えば、「自分の体に合うスーツ」ができることです。このジャケット袖丈が長いなー、肩が広いなー、もっと袖筒幅(腕回り)細くしたいなーと感じられた方がいると思いますが、それが自分に合うものをオーダーできるのです。

基本補正と言えば着丈のツメダシ、袖丈のツメダシ、肩巾のツメダシ、ウエストのツメダシ、があります。どのショップもこのような寸法補正は出来る内容でしょう。

 

しかし、ファイブワンならのオーダーは一人一人補正をCAD入力で行い、補正されたパターンのチェック行っています。すごく時間が掛かりますけれども、お客様に満足される商品作りを心掛けています。

 

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※オーダースーツの体型補正を自動的に計算してくれます

 

お店にはいろんなお客様が来られます。それぞれのお好みに合うようにいくつかの型でファイブワンオリジナルのサイズゲージ服を準備しています。その上で採寸したオーダーシートの情報を間違いなく型紙にするのがこのCADシステムです。例えば、着丈を変える時バランスをとって前ボタンの位置やポケットの位置を自動的に移動させています。バストやウエストの寸法変化についても前身と後ろ身に配分し自動的に調整するシステムになっています。

ファイブワンではさらに体型補正もオリジナルCADシステムで個々のパターンを作っています。その補正をした上で自然なラインを保つように考えられています。反身と屈身、撫で肩と怒り肩、前肩、突き取り、などいろんな要素があります。それら複雑な型紙の線の移動をこのCADシステムで作ることができます。

 

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※体型補正システムを開発された井関先生

 

 

ただし、わかっていただきたいことは、むやみに体に合わす補正をすることで本来のかっこよいスタイルがなくなることがあるということです。服は基本型が最もかっこいい型で設計していますので、少し調整する体型補正が良いと思います。

この服を着ることで、体型のデメリットをかっこよく見せるのもテクニックですからショップのフィッターさんによくご相談してくださいね。