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職人の技が作るオーダースーツ 「ファイブワンの7つの極意」NO 005 【手裁断】

CAD・CAM担当:東

11月に入り、少し肌寒い日があるものの、依然として暖かくて四季のメリハリがなくなってきたように感じております。

私たちがしている仕事に、オーダースーツの生地をお客様の体形と好みに合わせた型紙で裁断するとともに、生地の柄をあわせるという工程があります。格子柄を衿・ラペル・ポケットなどと前身・背などの地の目に合わせるために、柄合わせしながら「手で裁断」していきます。

◆柄あわせ

裁断のイメージww.JPG

柄合せww.JPG

◆手裁断

手裁断ww.JPG

そうすることで、ジャケットの柄が綺麗に合わさって、整然とした、味わい深いものになります。

裁断の作業内容は大きく分けて、オーダー及びロット生産を行なっています。
過去の裁断はすべて手作業で、クラフト紙にマーキングを行ない、カットする際にはクラフト紙を下にして生地をのせて、その上にクラフト紙にマーキングした用紙をのせCAMでカットします。

 
〇CAM裁断の内容
無地裁断及び縞柄裁断は2通りでCAM裁断をしています。
無地裁断の場合は全てのパーツを完全にカットします。
縞柄の場合は柄合わせを行なう為、柄を合わすパーツのみ余裕量を付けて、
CAMで裁断を行なっています。
(上着 前身頃、背、見返し、胸ハコ、雨ブタ、エリ等)
(下衣 前・後ろズボン、脇ハギ、オビ等)


オーダーの裁断は全て、一着裁ちで行なっています。
ロット生産の場合は、夏物で最大1度に20着裁断する事ができます。
          冬物で最大1度に15着裁断する事ができます。
CAMでの裁断は無地・縞柄模様のみ行なっています。格子柄は手作業であり、導入前と比較しても裁断ミスも無くなり、作業効率も一段と向上しました。上着はその後、裏地芯地が裁断され、部品も全てマーカー用紙になっています。1着分の裁断は表生地8分、裏地5分で裁断しています。(ピックアップタイムも含む)