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果ての二十日

こんにちは

本日は12月20日。
古い言葉では「果ての二十日」なんて表現もございます。

お歳暮の挨拶に大掃除、忘年会に正月の準備等忙しさが極まる時期でございますが、
この日は、一切の仕事をやめて静かに過ごす日であると言われております。

「京都で罪人の処刑がおこなわれる日だったため」とか、
「山の神に遠慮すべき日と考えられていたため」というような謂れがあるようですが定かではなく、
具体的に何をすべきという決まりもわからなくなってしまった古い風習でございます。

ルーツからは「忌み日」という印象を受けますし、実際そういう意味で
正月の準備やお祝い事を避けるというようになったそうですが、もしかすると
暮れの押し迫った時にこれからの英気を養うために休息日をとりましょうという
古の都人の知恵だったのかもしれませんね。

今日くらいは年末の忙しさを忘れて、のんびり服のことでも考えましょう。

そんなわけで、のんびりと肩ひじを張らずに着られるツイード生地をご紹介致します。

MOON社の「シェットランドツイード」でございます。

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名前の通り、スコットランドの北の海岸に点在するシェットランド島に住んでいる
羊の毛で織られたツイードです。
一般的な羊は牧草を食べて育ちますが、ここの羊は海辺に打ちあげられた海藻や
灌木の葉を主食としている大変珍しい品種です。
寒風の吹きすさぶ北海の荒波にもまれる、寒冷かつ湿度の高い気候に加え、特殊な食料の影響もあり
シェットランド種の羊毛はアルパカのような柔らかさと暖かさを持ち、肌に優しいとされます。
そういった繊維の質からセーターとして使われることの多い羊毛で、ツイード織物としての
シェットランドは希少でございます。
ちなみに何度か緑の牧草での飼育も試みられましたらその品質は失われて繊度の太い毛になってしまい、
スコットランドから出そうとしても失敗してしまったそうです。

過去のブログでもご紹介したハリスツイードやドネガルツイードとはまた違う、
この地域の、この羊達だからこそ出せる独特の柔らかさが、
シェットランドツイード最大の魅力だと思います。

色柄の幅も多く、有りそうでなかった色柄や雰囲気を絶妙についてきます。

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カラードネップは少しカントリー過ぎるという方、
無地がいいけど味のある生地がいいという方にはたまらないコレクションです。

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ハリスツイードでも定番のヘリンボーンや自然色を利用した柄物も魅力的です。

セーターにつかわれるような柔らかい羊毛がファイブワンの立体的な仕上げによって
さらに体を包み込むような着心地になります。
リラックスしつつも大人な服装が求められるシーンは意外と多いですので、
是非クローゼットに加えて頂きたい一着です。

興味を持たれた方は是非一度、お近くのファイブワンまで見にいらして下さいね。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

ファイブワン大阪本店 中村

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