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偉大な発明

こんにちは

アディダスとカニエ・ウェストがコラボした
限定スニーカーを巡って何やらトラブルがあったと朝ニュースでやっておりました。

ひと昔前のエアマックス狩りといい、
いつも若者から愛され過ぎるほど愛されるスニーカー。
このスニーカーという名前は「忍び歩く人」の意味であり、
生まれたころの最大の特徴は「足音が出ない」ことでした。
その理由は従来の革底ではなくゴム底を使っているからなのですが、
このゴム底を発明したのは今でも紳士靴の世界に名前を残す偉大な人物なのです。

 

その名もチャールズ・グッドイヤー。
1839年、彼は長年の苦労の末ゴムと硫黄を混ぜて高熱処理をすることで
素材を問わず付着する硬化ゴムを発明します。

これ以降の多くのゴム産業の発展は彼のおかげといっても過言ではありませんが、
せっかく特許を取得した後も彼は研究の為に多額の負債を抱えており、
没した後にも多額の借金が残るほどで、死ぬまで努力に見合った
裕福な生活を送ることはできませんでした。
没後借金は家族に相続されましたが、特許収入で生活はなんとか安定したそうです。

そんな父親の背中を大いに見て育った息子のチャールズ・グッドイヤージュニアが、
今日の紳士靴の多くに採用されている「グッドイヤー・ウェルト製法」を確立しました。
この画像は底材もヒールもゴムを使ったグッドイヤー・ウェルト製法の靴です。
親子の努力の結晶のような感じがして、
この話を聞くとちょっとこみあげてくるものがありませんか。

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ちなみにキャンバス地にゴム底を組み合わせた最初期のスニーカーも
ジュニアの考案らしいですが、発明したことになっているのは
グッドイヤーが管理者として勤務していた企業を1892年に買収した
U・S・ラバーでございます。

このように何かと世渡り下手な印象の親子ですが、
パパ・チャールズはこんな言葉を残しています。

「私が植えた樹に実った果物を他人がとっても文句は言わない。
種を蒔いたのに誰も収穫しなかったらその方が悔やまれる」

この言葉の通り「世の為、人の為」を地で行った男達のことを思うと、
スニーカーの取り合いで暴力事件になるなんてあまりに情けないですね。

王道の一足

そんな彼らの心意気も纏って「紳士の靴」として確固たる地位を築いた
グッドイヤー・ウェルト製法のオーダーシューズフェアは、今月末まででございます。

ファイブワンのオーダーシューズ、イルプレドロは
単にサイズとデザインを選べるだけでなく、足の形に対しての細かい調整や
細部まで決められるデザインバリエーションの豊富さで好評を頂いております。

ジャケットもネクタイもなくなる時期に、美意識が一番出てくるのは靴です。
この機会に、オーダーシューズに挑戦すると共にグッドイヤー親子の
熱い想いを感じてみて下さい。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。

大阪本店  中村

 

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