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フォーマルなネクタイ

こんにちは

 

10月も半ばに入り、朝夕は肌寒く感じることも多くなってまいりました。
秋冬物のスーツやコートに加えて、そろそろネクタイも必要になってくるかと思います。

そんなわけで本日は、ネクタイのお話です。
まずは皆様、この三本のネクタイの中で、より「フォーマル」なネクタイは
どれかわかりますか?
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はい、その通りです。

真ん中の水玉(ドット)のネクタイでございます。
ベースの色味はダークトーンで、細かいドットの方がよりフォーマルとされるようです。

ダークスーツにホワイトシャツ、細かい水玉のネクタイに黒の内羽ストレートチップの靴を履けば、
タキシード等の礼服を除けばかなりフォーマルな準礼装であると言えます。
国際常識的には日本の新社会人のように平時も
常にブラックスーツというスタイルは奇異に映りがちなので、
暗めのネイビー、あるいはチャコールグレーのスーツと上記のアイテムさえあれば、
「とりあえずほとんどのシーンで恥ずかしくない格好」の完成です。
(それぞれ正しいサイズであることは大前提です。)

ここまでは、大抵のマナー教本に書いてあるようなことなのですが、
ダークスーツ、ホワイトシャツ、黒の内羽ストレートチップは
それぞれのルーツや先輩方の服装をみてなんとなく納得できるとしても
「水玉がフォーマル」といわれてピンとこなかった方は多いのではないでしょうか。

何故水玉がフォーマルとなっていったのか、
自分なりに調べたルーツをお伝えしたいと思います。
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まず、水玉は古来より西洋では格式の高い柄だったかというと決してそうではありません。
中世や近世で水玉模様が格が高かったいう資料は見たことがありませんし、
貴族の肖像画でよく水玉が用いられているということもありません。

水玉模様が市民権を得たのは19世紀も後半で、
きっかけは不明ですが欧州の社交界で水玉ブームが起こったようなのです。
このきっかけや仕掛け人がわかると、いろんな謎が解けるのですが、
わからないというのもロマンがあっていい気がします。

社交界で着られるようになったことで、当時の礼装であるモーニング用の
細かい水玉柄のアスコットタイが作られたことが、一時の流行の柄でしかなかった
水玉模様をフォーマルの世界に押し上げました。

水玉模様のアスコットタイの流行は第一次世界大戦頃まで続き、
そして第二次世界大戦に近い1930年頃にはよほどの儀礼でもない限り
燕尾服やモーニングは着なくなり、外交官も背広でOKという時代がきました。

そうなると、「ひと昔前の礼服用のネクタイの柄」という感覚がそのまま、
フォーマルな柄のイメージとして残ったようなのです。
簡単ではありますが、これが水玉模様がフォーマルなネクタイの柄となった流れです。
調べればまだまだ諸説出てきそうなお話でしたが、いかがでしたでしょうか?
「よし、1本くらいドットのネクタイも持っておこう」と思った方も、
「対して歴史的な意味がないなら、別に従う必要はないな」と感じた人も、
それぞれの解釈でスーツスタイルをお楽しみください。

自分のスタイルにどんなネクタイが合うか迷った方はお近くのファイブワンまで。

 

 

皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております。

ファイブワン大阪本店 中村

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