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【AW新入荷バンチ】 DRAGO Cortina

こんにちは

本日も少しずつ入荷している2018-19AWバンチから生地のご案内です。
沢山ご紹介したい生地があるのですが、本日はその中からイタリア、ドラゴ社の
「コルティナ」のご紹介です。

ドラゴ

ドラゴは日本ではまだまだマイナーなミルですが、
SUPER130’s以上の繊維を使った細番手の糸が得意で、そのクラスの糸を使われた生地の生産で
世界でシェアトップを誇っています。
このコルティナも一見「普通」な生地ですが、SUPER130’sのいわゆる高級繊維が用いられています。

ここからコルティナの凄さをお話する前に、なかなかわかりづらい
「糸」と「繊維」の関係について先に説明させて頂きます。

以前私はブログで「あまりSUPERの数字が高い、細番手の糸で織られた生地は
復元力が弱く普段使いのスーツには向かない」というようなことを申しました。
繊維の太さによってある程度「どのくらいの糸の太さにするか」が決まってきますので、
スーパー表記が高い物はそれに合わせて糸自体も細くなり、柔らかさや艶感は良くなっても
耐久性や回復力は弱くなりがちなのです。
よって例えば「SUPER160’sの高級生地」と言われると、それなりに糸も細いでしょうし、
「柔らかいくて艶っぽいけどあまりしょっちゅう着るのには向かない生地なのだろう」
…という判断は基本的に間違っていないと思います。

しかしコルティナは、本来かなり細い糸に使われることの多いSUPER130’sの繊維を贅沢に使って
通常SUPER130’sの繊維で作られるものより太めの糸を作り、その糸で織られているのです。
それは例えば普通の太さの繊維100本で構成される糸があったとすると、
コルティナは同じ太さの糸を作る為にSUPER130’sの細い繊維を200本くらい使っているような
イメージです。

そうして作られた糸は、糸の中にしっかり繊維が詰まっているのでコシがあって復元力が強く、
太番手でありながら柔らかい質感となります。
コルティナは、いわゆる「良いスーツ」の雰囲気と、そうそうへこたれない強さを持っているのです。

 

ドラゴ

こういう糸の作り方は英国系の生地に多いのですがそれをイタリアの、しかも
SUPER130’s以上の細い繊維の扱いがめちゃくちゃ得意なブランドがつくっているので、
英国の品質とイタリアの感性が融合したような、面白い雰囲気になっています。
ぱっと見た感じでは普通、しかし仕立て映えは抜群の生地です。

ドラゴ 千鳥

個人的にはこの千鳥格子の三柄がグッときました。
3ピースで仕立てて頂き、それぞれベストと他のスーツ、パンツと他のジャケットというように
別々に組み合わせながらお召し頂くような使い方が良さそうです。

 

暑さも少しずつ和らいできておりますので、
秋冬のスーツの準備にはちょうどいい時期かと思います。
気になる生地がありましたら是非お店まで身にいらして下さいね。

ご来店、お待ちしております。

 

DRAGO

Cortina SUPER130’s 300gms

2Piece SUITS  ¥109,000+(tax)

3Piece SUITS  ¥128,000+(tax)

JACKET    ¥79,000+(tax)

PANTS    ¥36,000+(tax)

 

ファイブワン大阪本店 中村

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